●にがりとは?
天然にがりは西洋では母なる液ラ・メール(フランス語)として親しまれています。にがりの主成分は塩化マグネシウムですが、塩化カリウム、塩化カルシウムなど百以上の無機塩類=ミネラルを含んでいます。
海水は人間の血液のミネラルバランスとほぼ同じといわれ、海は生命の母であり生命誕生はすべて海から始まっているのです。
これから人類がいかに進化しようとも、このバランスは変わることはありません。
「にがり」といえば豆腐を思い浮かべる人がほとんどだと思いますが、実は現代病との関わりが非常に高いミネラルを豊富に含んでいます。
現代病の代表として花粉症、アトピー、肥満などが上げられると思いますが、多くの方々から様々な報告があげられています。しかし、これだけの反響があるにもかかわらず、なぜ今になってそのことが分かったのでしょうか?
それは国が定めた専売法に大きな関わりがあります。専売法により長い間、自由に塩を作ることが出来ませんでした。その結果、一般市場には「にがり」が商品として並ぶことがなかったからです。しかし、この専売法の改正が平成9年になされ、自由に塩を作ることが出来るようになりました。
ミネラルウォーターやサプリメントなど様々な健康補助食品が並べられるなか、もっともシンプルで手軽な自然の恵みが、「にがり」なのです
●健康維持の為のにがり
最近にがりが健康に良い、ダイエット、スキンケアなど様々な用途に使用されています。
どうして便秘が改善されたり、ダイエットに効果があったりシミが消えたりするのでしょう?
この質問の回答をする前にもっと重大な事実があったのです。
それは体に、病気から体を守ろうとする力があるという事です。
病気を治すということはすでに病気にかかっているという事です。
しかし、人にはそもそも病気に立ち向かう力があります。それを免疫力といいます。
にがりで病気は治りません。
ではなぜ?
にがりを飲む事で免疫や代謝を高め病気にかかりにくくなっていたのです。
現ににがりで改善されたものを並べてみても便秘やダイエット、花粉症やアトピーなどのアレルギー、シミやそばかすなど、免疫が弱い人ほどかかりやすいものばかりです。また、風邪は治せなくても風邪にかかりにくくすることはできます。
そもそも人には生きていく中で必要なエネルギーがあります。
このエネルギーをキチンと摂取するだけで免疫力や代謝を高める事が出来るのです。
このエネルギーが現代人には不足しています。
例えばにがりの主成分であるマグネシウムの1日の摂取量は300mlです。
しかし統計では200mlしか摂取されておらず、100ml不足しています。
このマグネシウムを食べ物から摂取するとすれば海藻や豆類などに多く含まれますが、これらの食材を毎日の食生活に取り込むことは困難です。この100mlをにがりで摂取するなら1日30滴ほどで摂取する事が出来ます。このわずか30滴で様々な症状の改善が見られているのですから不思議です。また、30滴を超えると下痢になりやすくなる事も分かりました。しかし、上限は700mlですから人によって摂取量の上限は異なります。目安としてはお腹が毎日下るような時は飲みすぎです。
また、マグネシウムはカルシウムとバランスをとって存在しています。
カルシウム2に対してマグネシウム1です。つまり2:1のバランスで摂取しなければなりません。カルシウムを食べれば骨になると思っている方がほとんどだと思いますが、実はカルシウムだけでは骨になりません。カルシウムを骨にするには接着剤が必要になります。その役割をしているのがマグネシウムなのです。
ダイエットにしてみても必要なエネルギーを取り除いて痩せたといっている人がいますが、とても危険な事です。つまりそれは免疫力が低下し病気になりやすいという事です。
しかし、にがりのように代謝を高め脂肪の燃焼を活発にしたり、摂り過ぎた糖の吸収を押さえることでダイエットが出来るのですから健康的にやせる事が出来ます。
偏頭痛のとき血液を図ると極端にマグネシウムが欠乏していると言われます。
にがりを飲むことで偏頭痛がなくなったという報告も多数寄せられるようになりました。
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